HD Sportster XLH883

Buell S1W

DUCATI 900 SS



XLH883 vs S1W vs 900SS
いったい何なんでしょう??? この企画は( ̄ー ̄;)
これだけキャラクターの異なる3台を比較しても何の意味もないと思います。
・・・ただし何故この3台を所有しているのかが見えてくるかもしれません。


エンジン
 

HD Sportster XLH883

Buell S1W

DUCATI 900SS

性格 エンジンパワーが車重に負けている。回転の上昇はマイルドで穏やかなフィーリングだが、抜けのよいサイレンサーでセッティングすれば、もう少し元気になる。低中速トルクで流すように走るほうが気持ちよい。 アイドリング+から発生する強烈なトルクで、アメ車的なキャラクター。高回転のパンチは国産4発には適わないが、いつでもどの回転からでもロケット加速ができるトルクフルなエンジンで、フロントもポンポン上がる。 抜けのよいマフラーに換えてセッティングを出せば相当にパワフル。3000回転も回せばどこからでも怒涛の加速。後から蹴飛ばされているようで面白く、クセになる。ただし低回転はスカスカで 、ギクシャクしてまともに走れない。
静粛性 アイドリングでは比較的静かなエンジン。回転を上げていくと「ゴォ〜〜」と硬質なノイズを発し、迫力がある。 アイドリングでは空冷相応の騒音レベル。回転を上げても耳障りなノイズは発生しない。吹け上がりが早いためかハーレーの音とは異なる。 アイドリングからまるで壊れているかのように激しくノイジー。特に空冷エンジンは、回転の上昇と共に轟音と化し、それが五感を刺激する。
振動 アイドリング時は揺れるような振動。回転の上昇と比例して硬質な振動へと変わり、高速走行はかなり辛い。ただし低速時は「これぞハーレー!」という鼓動感が心地よい。 アイドリング時は883以上の振動で車体が大きく揺れている。が、回転を上げるとラバーマウントの効果で、不思議なほど振動が消える。 L型デスモエンジンは、互いの気筒同士で振動を打ち消しあう構造のため、振動はほとんど感じない。アクセルを開けると不等間隔の爆発を感じる。
整備性 給排気系の整備性は抜群によい。エアクリーナーやキャブレターの取り外しが非常に楽なので、セッティングを煮詰めるには好都合。 883同様、整備性はよいがミリとインチ両方の工具が必要。アメリカ製パーツがインチ、国産パーツがミリ規格。 フルカウルのせいで整備性が悪い。キャブレターを外すにも様々なパーツを外す必要があり、時間もかかり苦労する。
耐久性 ハーレーのオイル漏れは有名。ただし、高年式車でメタルガスケットを採用していれば、それほど心配はなさそう。後のシリンダーの熱が心配だが、渋滞でも至って安定しているタフなエンジン。 ヘッドガスケットはメタルに交換しないと、オイルを吹く可能性大。
その他壊れそうな個所が多数報告されており、リコールパーツも非常に多い。
オイルのにじみはそれなりにあるが、腰下は丈夫なのでほとんどメンテフリー。腰上はコグドベルト、バルブクリアランス、ロッカー等は定期的なメンテが必要。
最高速度 160km/h出るかどうか・・・。人車共バラバラになりそうなのでチャレンヂしないほうがいいかも。 公称200km/h。ラムドーピング+ハイカム+ダイナ2000で250km/hくらい出るらしい。 カタログ公表では220km/h。給排気のモディファイをすれば240km/hのメーターを振り切ります。
総評 ゆったり、のんびり走りたい人には最適なエンジン。ただしハーレーの中ではスポーツ向けらしい。 のんびり走ることも、ロケット加速を楽しむこともできるオールランドなエンジン。 ヒラヒラと切返しが早く、コーナリング中もアクセル開けっぱなしでかなり速く走れる。 もちろん飛ばしたい人向けのエンジン。 不等間隔のトラクションでコーナリング中もアクセル開け開け。峠なら大型4気筒をカモれる。
●足回り/シャシー
 

HD Sportster XLH883

Buell S1W

DUCATI 900SS

性格 非常にやわらかく、乗り心地を重視したサスセッティング。バネは固めだがダンパーが弱く、ふわふわと落ち着きがない。 リヤだけでも社外品にリプレイスすれば、安定感が増し、マシンの挙動も掴みやすくなる。 リヤのSHOWA製サスはよく動き悪くないが、フロントサスが硬く渋いため接地感がイマイチ。コーナリング中はシャシがよじれてるような気持ち悪い(笑)感触。剛性の低いフレームとラバーマウントが原因か・・? 高速型のセッティングで非常に硬いサスペンション。日本人には硬すぎかも。オーリンズ等にリプレイスする人は多い。
旋回性 後輪過重でリヤステアで曲がるほうがよい。アメリカンなので当然急旋回は苦手。ゆったり大きく旋回しながら、アクセルオンで曲がると気持ちよい。ハンドルはよく切れるので、Uターンは楽勝。 ショートホイールベースとレーサー並みのキャスター角で旋回性は非常によい。特に街中では無敵のハンドリングで、正にストリートファイター。
倒立フォークのため見た目よりハンドルは切れない。
究極のコーナリングマシンだが、曲げ方にコツがあり、間違うと全く曲がらない。パタンと倒してアクセルオンで曲がるのが基本。ハンドルではなく体で操るスポーツバイク。ハンドルは異常に切れないので、Uターンは厳禁。
制動力 ブレーキの性能が車重に負けているため止まらない。リヤブレーキも本気で使うタイプ。ブレーキを強化するには、マスター、キャリパー、ホースまで交換しないとダメかも。 98年からニッシン製6ポットになり、シングルでも制動力は十分。リヤブレークも多用するバイクなので、リヤはもう少し効いてもいいかもしれない。 標準のブレンボはコントロールし易く、握り込むほどによく効く。車重が軽いため、 リヤを先にかけ、リヤサスを安定させた後フロントをかけたほうがよい。
安定性 直進安定性の良さはアメリカンならではのもの。高速道路をひた走るにはもってこいだ。コーナリング性能の限界は低いが、どっしりとした安定感がある。 キャスター角のせいか、低速走行時はハンドルが軽く不安感がある。
コーナリングはリヤステアだが、グニャグニャした感触でドカのようにカチッと決まらない。
直進性は標準レベルで安定している。本領を発揮するのは高速コーナリングで、パイプフレームの絶妙のしなりと高性能サスペンションで安心感大。逆にヘアピンコーナーはフラフラして安定しない。
取り回し ハーレーは非常に重い(240〜400kg)ので取り回しは困難。倒したらひとりで起こせないね。 決して軽量ではないが、取り回しに重さは感じない。 空冷ドカは国産400並に軽いので、取り回しは楽。更に軽量パーツでモディファイすれば250並!
総評 ゆったりと走る人向けのセッティング。ストックのまま飛ばすと怖いので、ゆっくり走ろう。 過激に飛ばしたくなるバイクだが、足回り・シャシがプアー。コツさえつかめばバイクまかせでも速く走れる。 高速型というかサーキット向け?のセッティング。ドカを買ったら峠に行きましょう。
走行フィーリング
 

HD Sportster XLH883

Buell S1W

DUCATI 900SS

ポジション 高いハンドルと低いシート、扱い易いエンジンで非常に乗りやすく疲れない。 リヤサスをローダウンすれば足つき性がいいので女性にもオススメ。 ネイキッドの割にハンドルが低く、中途半場な前傾姿勢になる。ノーマルステップは低すぎるので、AELLA等で高くすると体重移動もし易くなる。純正シートは最悪な造り。 低いハンドルと高いシート、レーサーのようなポジションは慣れるまで大変。ハンドルに荷重すると曲がらなくなるので、前傾しても腰の筋力で支えられるよう鍛えよう。
コーナーを攻める気がまったく起きない。というか、相当にモディファイしないと攻めると危険だ。 最新のスポーツバイクに比べ、シャシ・足回りがプアーなため、早く走らせるには腕と度胸(笑)が必要。
ただし立ち上がり加速は早い。
正にコーナリングのために生まれてきたようなバイク。峠を走ってこれほど楽しく、難しいバイクは他に見当たらない。
高速道路 まっすぐ走るには最適なバイク。ただし、風がモロに当たるので飛ばせない。120km/hも出せば風圧で振り落とされそうだ。 大きなタンクとミニカウルの効果で、意外と風圧を感じない。高速時は振動もないので疲れも少ない。 フルカウルのおかげで、高速でも安定して走行可能。ポジションはキツイが、風圧は少ないので意外と疲れない。
市街地 気軽に乗れるのでお散歩には最適。ただし、すり抜けは車重もあり、あまり得意でない。 旋回性がよくキビキビ走れるので、街中は◎。ただし渋滞にはまると熱ダレする。 市街地ではストレスの溜まるバイク。乾式クラッチは気難しく、エンジンも低速がスカスカで疲れる。
タンデム 厚めのタンデムシートがあればOK。バイクの挙動も穏やかなので、タンデムライダーも疲れない。 厳しいでしょう。
ケツの小さな人限定。
タンデムにはムリがあるでしょう。生きた心地しないかも。
ツーリング 楽勝です。積載キャリヤやバッグ類を追加すれば、長距離ツーリングもぜんぜんOK。 マグネット式タンクバッグ不可。
積載力は全くないに等しい。
ツーリングにはS3のほうが向いてるね。
日帰りツーリング向け。フルカウルのおかげで高速ツーリングも○。ただし、ハンドルの低い水冷系や新SSはキツイかも。
総評 お散歩、のんびりツーリング向けのバイク。
景色もよく見えるので、まっすぐなハイウェイや北海道を、ゆったりと走りたくなるバイク。
国産から乗り換えるとカルチャーショックを受けるでしょう。
街中も峠もオールラウンドに楽しいが、ステップやシート等をModifyしないと乗り辛いかも。
峠以外は走っても全然楽しくない。
乗りこなすのが難しく、高性能なバイクと峠で格闘する。そんなマシンです。
その他
 

HD Sportster XLH883

Buell S1W

DUCATI 900SS

所有感 非常に所有欲をそそられるバイクなんだけど、今では学生でも乗っている。昔は憧れのハーレーだったんだけどね・・・ 98年しか生産されなかったS1Wはレアで中古車相場も高額。他の何にも似てないヘンテコなデザインで、所有感を感じる。 イタリア人の感性に触れられる逸品。独特のデザインとカラーリング、豪華なパーツを施したマシンを所有する喜びがある。
パーツ 社内外パーツ共、星の数ほどある。お飾り系のパーツが中心だが、チューンナップパーツもあり、スポーディーに仕上げることも可能。マフラーを変えるとハーレーらしいサウンドになる。 生産台数が少ないせいか、アフターパーツのほとんどはショップブランド。
S1用は年々手に入らなくなっている。また、国産パーツの流用が結構イケる。
国外パーツが中心だが、国内にも優れたパーツがある。マフラーを換えて初めてドカらしいサウンドになる。電気系統は日本製のほうが安定するでしょう。
アパレル コスプレするにはもってこいのバイク。普段の自分を忘れてワイルドになるもよし、インディアンやヒッピー、アメリカンポリスにだってなれる。 レザージャケット&ジーンズで決まる。
が、シートがタコなので革パンのほうがいいです。
全身レザーつなぎで様になります。自然とスピードが出るバイクなので、安全装備には手を抜かないほうがよいでしょう。
女性 本当に乗りやすいので、女性にもオススメ。身長160cmもあれば楽勝で乗れます。 オフロード並にシートが高いので注意。買う前に足がつくか確かめたほうが無難です。 女性は覚悟して乗ってください。ただし、ドカを乗りこなせればどんなバイクでも乗れます。
お年寄り 70歳を過ぎても乗れそうなバイク。実際、お年を召したハーレーライダーをよく見かけます。 乗れないことはないと思う。
が、ハーレーのほうがオススメ。
腰を痛めるからやめたほうが・・・
ディーラー ハーレーダビッドソンの正規ディーラーはとてもフレンドリー。感じのよいお店が多いです。また、モディファイの相談にも気軽に乗ってくれる。 Buellはハーレーの傘下にあるので、ハーレーダビッドソンの正規ディーラーで取り扱ってます。Buell寄りのディーラーがオススメ。 お店によっては、他店で購入したバイクは取り扱ってくれない。国産専門のお店では手に負えないので、専門ディーラーへ持ち込みましょう。

ここでの評価は私個人の主観によるものであり、あくまで3台を比較した場合のインプレッションです。
ハーレー同士の比較、ドカティ同士の比較等ではまた違った評価になると思います。

 


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