Mechanism

メカニズム

ミニは生産されてから40年数年間、ほとんど進化していない(^_^A)
しかしながら、コンパクトであることを使命に生まれたミニには、興味深いメカニズムが満載である。ポンコツイメージの強いミニではあるが、40年以上も前に設計されたメカニズムだと思えば、FF車の先駆者的存在であったのかもしれない。

水冷直列 4気筒 2バルブ OHV

ミニのエンジンルームは狭く、メカがぎっしりと詰まっている。
エンジンは古典的なOHV(オーバーヘッドバルブ)方式で、ヘッドにカムはなく、長いプッシュロッドがロッカーアームを動かす。

最初にボンネットを開けて驚いたのは、このエンジンが横向きにレイアウトされていることだ。そして普通、前面にあるはずのラジエターがぬゎんと!エンジン横に置かれている。風当たんねぇだろー!(汗)

これは、できる限り車体をコンパクトに、室内を広く、というコンセプト故らしいが夏場はオーバーヒートが心配だね。。。

電気系統が前面に配置されている

前面左からECU、点火コイル、オルタネータが並ぶ。

ECUはインジェクションになってから装備された。
97年モデルから同時点火方式になり、ディストリビュータはない。しかし、こんなところに並んでて雨に濡れないのか??と心配になる。。。

トランスミッション

一般的なFF車では、エンジン、クラッチ、トランスミッションは一列に並ぶ。
しかし、排気量の割にエンジンがデカいミニは、エンジンとトランスミッションが二階建て構造になっている。そのためミニを前から見ると、下側にギヤボックスがよく見える。地面とのクリアランスは非常に少なく、よくおなかをぶつけてしまうのである。
また、オイルパンがギヤボックスを兼ねているので、オイルへの負担も大きいといわれている。

サスペンション

なんといっても一番笑ってしまったのがこれだ。
ミニのサスには、バネの代わりにゴムのおまんじゅうが付いている!

実際、ボディーとアッパーアームとのクリアランスは少ない。ここに短いスプリングをムリに押し込むよりも、ラバーコーンを採用したのは正解なのかもしれない。

結果として、ミニはハンドルへの入力がダイレクトに伝わるクイックな挙動をする。ミニ購入前はスプリングへの換装を考えていたが、考えが変わった。ゴムのクイックな特性が気に入ったのである。


ただし、路面からの突き上げ感もダイレクトだ。
乗り心地は決してよくないので、国産車から乗換えの人は要注意だ。

グリスアップ

ミニのサスペンションには、定期的なグリスアップが必要だ。
グリスガンがあれば自分でもできそうだが、パーツの分解を要する部分もある。やはり定期点検のときにお願いしよぅっと。

オイル漏れ

ミニといえばオイル漏れ。クルマでもバイクでも、ポンコツ外車となるとある程度は覚悟が必要だ。

ミニのエンジン内部にはオイルシールが使われているが、これが劣化すると当然オイル漏れが始まる。ひどいケースでは、止まっていてもダラダラと垂れ流してしまうらしい。また、オイルフィルターには高油圧がかかるため、オイル漏れの原因になりやすい。取り付けには細心の注意が必要みたい。

とにかく、ありとあらゆるところからオイルが漏れる可能性が高い。
うちのミニの整備記録を見ると、前オーナーもオイル漏れ修理を何度も行っていた(ーー;)はふぅ〜

オーバーヒート

ミニはオーバーヒートする。これもよく聞くトラブルだ。
まだ夏場を迎えていないのでなんともいえないが、ミニのファンは回ってもすぐに止まってしまう。ちゃんと冷やしているのだろうか・・・(??)

燃料

ミニの指定燃料は、ハイオクガソリンだ。ポンコツのクセに美食家だ。
しかし、ハイオク入れたら性能上がる・・などと考えてはいけない。ハイオク入れないと壊れるのである(ーー;)

エンジンマウント

ミニのエンジンはラバーマウントされている。ビューエルでも採用されているラバーマウントはエンジンの振動を抑える働きをする。しかし!これがたったの2ヶ所しかないのである。150kg以上もあるエンジンなのに・・・(ーー;)

そしてエンジンの前後方向の動きを支持しているのがステディーロッドだ(右図)。
M/T車には2本あるが、A/T車にはなんと1本しかない。A/Tエンジンのほうが重いのに・・・

ステディーロッドのブッシュは1万〜2万キロ走行するとつぶれてしまうらしい。このブッシュがイカれると、エンジンが揺れだし、アースケーブルが切断されたりロクなことはない。

ステディーロッドブッシュが痛んでいるかを調べるには、ロッカーカバーをつかんで前後に揺ってみるとわかるそうだ(汗)。怖いので車検毎に交換することにする。

ブレーキ

ミニはフロントディスクブレーキ、リヤはドラムブレーキである。
まぁ、止まれば何でもいいのであるが、これが力いっぱいペダルを踏みつけないと止まらない(^_^A)

国産から乗り換えると誰もが「止まらない!」と感じるはずだ。ま・・いいけどね。

クーパー純正アルミ


雨漏り

リヤウィンドウがはめ殺しになってからは少なくなったといわれる雨漏り。
実際は、ドアや窓のストリップゴムが劣化すると、雨漏りが始まるらしい。

雨の多いイギリスのクルマなのにね・・・

サビ

ミニは錆びる。
どこもかしこもド鉄で溶接や塗装のクオリティも悪い。錆びて当然だね。
雨の日は乗らないようにするか・・・でもそれじゃバイクと同じじゃん(-_-#)

トランク/ガソリンタンク

ミニのトランクは狭い。つーか、ほとんど何も載らない。
左側にあるガソリンタンクが、更にトランクを狭くしている。

ガソリンは満タンで34L入る。
燃料計は20Lも消費すると赤いラインを示すが、精度はアテにならない。
燃費は10km/L程度か・・・


雨漏りするかもしれないし、大事なモノは入れないほうが無難だね。