ドカティというバイクを知ったのは1996年頃である。
いや、もっと以前から知ってはいたのだが、MHR(マイク・へイルウッド・レプリカ)という古くてうるさいバイクがあったなぁ・・程度の知識でしかなかったのである。

ドカティに出会うまでは、私にとって4ストツインはオヤジバイクというカテゴリで片付けられていた。何よりあの「シャラララ〜」という排気音がどうにも好きになれなかった(^v^;)

バイクを降りて10年近く経とうとしていた。
私は何気に立ち寄った書店で、某バイク専門誌のとある記事が目に止まった。当時のNewcomerであったYAMAHA TRX850 と DUCATI 900SS との対決という特集での、SSのスタイリングが非常に印象に残ったのだ。

Mike Hailwood Replica
 

916
 

900SS
 


しばらくバイクから遠ざかっている間に、ドカティは進化していた。
ワールドスーパーバイクでは、日本車勢を抑えてカール・フォガティの独壇場。916という、サーキットから飛び出したかのような市販車まで存在するではないか!

ますます興味が沸いた。
私はドカティというバイクをあるゆるメディアを使って調べた。専門誌はもとより、ビデオも購入して徹底的に研究した。

  • コーナリングに特化したマシンらしい

  • 昔と変わらず今もデスモドローミックである

  • 排気音、エンジンノイズがすごいらしい

  • やっぱりよく壊れるらしい

  • 維持費がかかるらしい

  • 乗りこなすのは至難の業らしい

私にとって、これだけ条件が揃えば十分であった・・・
ものすごく欲しくなった!


しかし、ここで問題が1つあった・・・
ぬゎんと!ボローニャの工場が火事で燃えて、生産がストップしているらしいぃぃぃっ!!ぎょえーーーっ!
しかも当分の間、供給未定とのこと(o_ _)o バタッ

数日後、バイク屋さんから電話が入った。「900SSが入荷しました。去年のモデルですが・・」
私はバイク屋さんのワナにはまった。見た瞬間に気に入った。赤くて可愛かった。
 
絶対速度を求めない私にとっては、916よりも空冷900SSが魅力的だった。


待ちに待った納車の日

店長 「たぶんすぐに電気系が壊れます。オイルも漏れてくるかもしれませんよ〜♪(ニコニコ)」
私   「(わ・・笑ってやがる・・・)」
店長 「それではタイヤが新品で滑りますので気をつけてくださいね〜」

またがってみた。
私   「(う・・・サスが沈まない・・・)」
店長 「あとでイニシャルを最弱にしてくださいね。日本人には硬すぎますから」
私   「その程度で柔らかくなるとは思えませんが・・・(汗)」
店長 「あははは・・・・」
私   「・・・・・」

セルボタンを押す。
シャコンシャコン(セルの音)・・・
ドッド・・ドドドドドド+ガシャガシャガシャ((( ̄ー ̄;)す、すごいノイズ・・・
排気音もスゴイがメカノイズも負けじとウルサイ。

そして、おそるおそる乾式クラッチをつなぐと・・・
ギャギギィーーッ!( ̄□ ̄;)!!

いきなりジャダーが出た!う・・うわさには聞いていたが・・・
こいつ・・タ、タダモノじゃないぞ(つーか、かなりヤバイ)

10分程で我が家に着くと・・・
私は冷や汗でビッショリであった。呆然とした。とんでもないものを買ってしまったことを実感した・・・

数日後・・・
  • ニュートラルランプが点かなくなった
    ->修理後、また点かなくなった。もうほっとく。
  • ブレーキオイルが漏れてきた
    ->ブレーキホースとシールをクレーム交換
  • 後シリンダーからオイルが漏れてきた
    ->なんとガスケットが入っていなかった( ̄ー ̄;)
  • 走行すると必ずオイルが減る
  • 排気ガスがやたらと臭い

 



ドカとの付き合い方

壊れないと思ったら大間違い。しかし、壊れないようにメンテナンスをすればよいのである。壊れても笑っていられるようになったら、ポンコツマシンと楽しく付き合うことが可能になる。デキの悪い子ほど可愛いいのだ!わははっ